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独逸発! あや太郎新聞

欧州での9年に及ぶ様々な経験を得意の毒舌を生かし、斜め左から書き綴っていきたいと思います。そして私が小学生のころ、学級新聞として書いていた「あや太郎新聞」をここで復活させたいと思います。

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私が今まであちこち行って、一番好きな道行きが、実はイタリア行きである。

ドイツに住んでいるから、南に行くと言うだけでもドキドキしてくるが、あのブレンナー峠を延々と列車に揺られて、ある時、峠を抜けて広がる乾燥した大地への景色の変化にはいつも魅了されてしまう。

全く、大地に広がる景色が一変してしまうのである。

この道をゲーテもモーツァルトも通って行ったかと思うと、それもまた空想を広げる。

私の住んでいる中部ドイツからは、まずはミュンヘンへ向かい、そこからオーストリアを抜ける国際列車ICに乗り換える。
ここからしばらく行くと、既に景色は山景色になり美しい。

途中のオーストリア・インスブルックも風光明美な場所だ。
以前、ここをユースオーケストラの演奏旅行で訪れたが、街の端を川が流れていて、その向こうに広がる山脈・・・という景色にはいかにも魅了された。

さらに島国出身であるから「外国へ行く」ことをすなわち「海外」「over see」 と称する私たちにとって、国境を越える度に起こる人や景色への変化は既に興味深いのだが、イタリアへはその変化が2度おこる.。まずはオーストリアで、そしてイタリアで。

インスブルックまでは上りで、どんどん標高が高くなるが、峠を過ぎると列車は平地へ向かい、そのうちブドウ畑が広がる乾燥地帯が突然、広がる。植物の様相も違えば、右には岩山がそびえている。

以前、訪れた事があるが、その岩山の向こうにはガルダ湖が広がっていて、このガルダ湖も感動するくらい美しい場所だった。湖畔にそびえる糸杉や青い湖面にいつか家族で来たいものだと思った。

この辺りに来ると、列車の中もイタリア人で溢れるから、様子が違ってくる。

国境を越えて、例のごとく検札が来たが、

「チャ―オ!ひとり旅かい?僕はジロラモって言うんだ!君は何て言うの?」

と、既にフレンドリー。

この時は音楽の講習会でイタリア入りしたのだが、別の友達は帰りの電車で(小さな支線だったらしい。)運転手さんと仲良くなって、運転席から景色を見せてくれたらしい。

フレンドリーなのはいいが、油断しているとスリも多いから注意なのだが、イタリアへ抜けた時のあの解放感はいつもタマラナイ!

これがドイツへの帰り道になると大分違う。
国境を越えて、ドイツ国内に入って携帯電話が使えるようになって嬉しいのだが、隣の席で早速ドイツ人たちが議論を始めるのが聞こえ始めると、「ああ・・・帰ってきてしまったか。」とゲンナリ来る。

国境を越えただけであそこまで国民性が違うのも、まあ面白くもあるのだが。







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