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独逸発! あや太郎新聞

欧州での9年に及ぶ様々な経験を得意の毒舌を生かし、斜め左から書き綴っていきたいと思います。そして私が小学生のころ、学級新聞として書いていた「あや太郎新聞」をここで復活させたいと思います。

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思えばポーランドへの移動は数回に及んでいるが、一番キツイ移動方法だったのが、深夜のバス移動。

この時は12月で、クリスマスの仕事納めをして、私はポーランドへ向かう事になっていた。

移動手段を探して居た時は、飛行機も調べていたのだが、初めはライ@ンエアーが安く見えたのだが、インターネットで申し込み手続きをしているうちに、あれやこれやと料金加算されて、初めの1.7倍くらいの値段になってしまう。そうじゃなくても、どうやら値上がった気がする。

なので、フランクフルトにある「Sindbat」というポーランド資本のバス会社でチケットを申し込み、このポーランド語しか話されないバスで夜20時にフランクフルトを出発し、翌日の8時にオポーレ到着・・・という深夜強行軍に及ぶ事になった。結局、バスは飛行機の2分の一の価格だった。

事前に友達がくれた指示通り、「前の方の席に座りたいです」というポーランド語がかかれたチケットをバスガイドさんに見せると前から3列目にしてくれた。後ろの方には酔っ払いが多いそうなのだ。

何しろ、このバスで移動するのは、やっぱり出稼ぎでフランクフルトに来ているポーランド人ばかり。大抵の人たちは肉体労働に従事しているから、休暇でやっと故郷に帰れるとなったら、もうすぐにでもウォッカを飲まずにはいられない様である。

この時は隣がドイツ語が出来る女性だったので、最悪の場合は尋ねる事が出来たので助かった。まあ、いくらポーランド人ばかりでも、出稼ぎで来ているくらいだからドイツ語も出来るだろう・・・と思っていたのだが、初めに乗る時に何人かに「どうしたらいいか?」と尋ねたら、結構ポーランド語しか出来ない人が多かった。 彼らはどうも仕事を斡旋してもらって、集団で出稼ぎに来るようなので、代表者しかドイツ語が出来ない場合も多い様だ。

バス移動での最大の問題が何しろトイレ休憩で、私はどうしてもポーランドの国境を越えてからトイレに行きたくなかった。
なんと言っても、万が一、私を忘れてバスが発車してしまった場合、くそ寒いポーランドでなすすべも無くなる・・・・なんて事だけは避けたい。 12月のポーランドはマイナス10度以下がざらなのである。

それに、何分の休憩かもポーランド語でアナウンスされるから、うかつに5分のタバコ休憩だとかで外に出てしまっては、危ない。

なので、持参したお茶をちびちび必要以上摂取しないように気をつけたのだが、今になって思うと、水分をあまりに取らないのも、エコノミークラス症候群の危険性が増すから良くなかったかもしれない。

なので、帰りのバスでは「ミカン作戦」にした。
ミカンをいっぱい持ち込んで、喉が乾いたらミカンを食べるのである。
ミカンからはゆっくりと水分が吸収される気がするので、すぐにトイレに行きたくなる様な事は無い。喉が乾くまで待ってミカンを食べていれば、まあ、なんとかトイレに行かずに済むのである。
あとは非常に乾燥したバスの車内では、普通に体から水分は蒸発してしまう。

お陰でアイゼナハでの休憩1回のトイレでなんとか到着地のオポーレまで12時間を持ちこたえる事が出来た。

しかし何しろ夜を徹しての移動なので、とにかくきつかった。
おまけに外は雪で気温は2度。
しかし、帰りは零下5度だったから、今思えば行きは暖かかった。隣のポーランド人の女性も、

「ポーランドで12月で2度なんて、あったかいもんだわよ!」

と言っていた。

そういえば、ポーランド人の友達は、オランダのデン・ハーグからポーランド北部のグダンスクまで23時間もこのバス移動をしたと言っていたが、最後は叫びたくなった!と言っていた。12時間は思えばまだいい方だった。

オポーレのバス停には友達が迎えに来ていて、家に着くと、友達のお母さんが準備していてくれたスープが待っていたのでそれで随分、回復する事が出来た。 とても美味しくて、このスープを楽しみにいつもポーランドへ向かっているくらいだ。

この家は半分、農家もやっているので、野菜などは裏の畑で取るし、近所の農家で取れたばかりのミルクを仕入れたり、朝生まれたばかりの卵を買ってきたりしているので、見た事もない様な新鮮なものを食べる事が出来て、本当に美味しかった。おまけに全部有機栽培だ。

今回はクリスマスに向けて、お母さんが豚を買ったとか言っていたが、恐ろしい事に、自分たちでさばいたらしい。アーメン。

首を切って血を抜いて、ソーセージも作ったと言っていたが、その場に居なくてとても良かったと思ってしまった。

この時はクリスマスを過ぎてからポーランドに入ったが、クリスマスは豪勢にご馳走を用意して、家族みんなで楽しくお祝いしたのだそうだ。

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