FC2ブログ

独逸発! あや太郎新聞

欧州での9年に及ぶ様々な経験を得意の毒舌を生かし、斜め左から書き綴っていきたいと思います。そして私が小学生のころ、学級新聞として書いていた「あや太郎新聞」をここで復活させたいと思います。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
仕事やオーディションの関係でどうしても宿泊費を切りつめたい事が多い私は、ユースホステルを初め、バックパッカーホステルなどによく滞在する。この二つは似て非なるもので、利用条件によって使い分けている。

個人的にはバックパッカーホステルは実はなるべくなら避けたい。

何故ならドイツ国内でよくあるのだが、男女混合でのドミトリータイプに泊まるはめになったりするし、朝食もついていない事が多いので、ユースホステルの方が結局、朝食が付く分、割安の上に過ごしやすく感じるのである。

「朝食」と言っても、大概そこでパンにハムやチーズを挟んだサンドイッチ状のものを3つ作り、「朝飯用」「昼飯用」「晩飯用」にしてバッグにさっと隠し入れたりする場合がほとんどなので、どれだけ割安になるかは計り知れない。特に北欧やスイスではバカみたいに物価が高いので必須である。

私などはいつもこれをやっているために遂に習慣化してしまい、オーケストラの仕事先でちゃんとした3つ星ホテルを手配してくれた事があったのにも関わらず、その時も無意識のうちにホテルの朝食のビュッフェでこれをやってしまい、ハッと我に返った時には他のオーケストラの団員にそれを見られてしまい、気まずい思いをした事すらある。

でもその時はその後、バス移動5時間だったから、結局そのサンドイッチはとても役に立ったのだが。

ところでバックパッカーホステルである。
男女混合ドミトリーは言うまでもなく快適なものではない。

一度、ユースオーケストラのプロジェクトでミュンヘンでバックパッカーホステルに1週間滞在させられたというのが、確か私の初めてのバックパッカーホステル体験だったと思う。この時も男女混合部屋だった。

しかし、同室の人が鼾がうるさかったり、上の段のベットにあまり風呂に入らないタイプの人が寝ているらしく、臭みが夜降りてきたりで散々だったが、自分にとって全く無理な体験では無かった。

まあ、それも同じユースオーケストラの別の団員たちも同じ部屋だったという安心感も大きかったかもしれない。

それでもバックパッカーホステルに対する免疫がこの時に出来てしまったので、移動でホステルへの到着がどうしても遅くなってしまう場合や、次の日の出発時間が早くて滞在時間がどうせ数時間・・・・などという場合にだけ割合普通に利用する事にしている。

何故ならユースホステルの最大の難点は、受付時間が18時まで・・・などと割合早い場合が多いのだ。
(それでも鍵をナンバーロック制のロッカーに入れてくれてなんとか出来る場合も割合ある。)

その最大の難点を解決できるのが大概、バックパッカーホステルの方で、受付は24時間である場合も多く、大概は0時までは開いている。

そうは言っても、男女混合部屋バックパッカーホステルで気まずかった経験はある。

この時は初めに英語圏、おそらく米国人男性ばかり7,8人もいる部屋に通されて

「マジかよ?!流石に部屋変えてもらおうかな・・・。」

と即決心して文句を言おうとした所、ホステルの人が

「こちらのミスで違う部屋に通してしまいました!あなたの部屋はこちらです。」

と後から訂正して来た。

正直ほっとしつつ、行ってみたものなら、なんと今度は日本人の男性と二人きりの部屋だった。
これはお互い非常に気まずかった。

話に困って、ちょうど開催されていたサッカーの欧州選手権の話などで気まずさを紛らわしたぐらいだ。
そりゃそうだ。日本のユースホステルでもバックパッカーホステルでも、これだけはあり得ないだろう。
(と言っても、最近の日本を知らないから、もしかしたらあるのかもしらんが。)

これは後でネタにしてよく話していたら、やっぱり同じ経験をしたインド人女性もいて、やはりインド本国では知らない男女で一緒の部屋に泊まるなんて事はあり得ないから非常に困ったと言っていた。
(そこは突っ込まなかったが、インドなだけに、カーストによる制限もあるのではないかとも思った。)

私の場合はいつも用事があっての事だから、今までホステルに泊まった時は全部一人旅だったが、そのせいで旅先で知り合いになってしまう事も多かった。今となってはそれが楽しみの一つでもある。

相手も同じく一人旅だったり、団体であっても食事を作る時にいつも居あわせたりして、少しずつしゃべったりするのだが、ホステルだからか、気軽に話せる人々が多い。まあ、要するにバックパッカーが多いということだろう。

毎回、食事の時間になると一緒になる東洋人家族がいて、いつも男性が頑張って食事を作っているのでおそらく中国人だろう・・・と観察していたら、ある時、向こうから話しかけて来て、香港人の夫婦ふた組だった事があった。話してみたら非常に気さくな人たちで、

「男性が料理するなんてびっくりしたよ。私の父親なんて台所に立っている所を見た事ないのに!ちなみに女性は何するの?」

と訊いてみると、指示をするそうである。確かに現場監督みたいだった。

50代くらいの夫婦だったが、全員、英語がべらべらなのがいかにも香港人でかっこよかった。
おまけに作ったものを分けてくれたりして親切だった。

別の時にはたまたま同室が日本人の一人旅の女の子で、私もその時は仕事先でストレスを溜めていたがエキストラとして行っていたから話せる人もおらず、お互い色々しゃべったりして楽しかった事があった。

どうやら大学のプログラムの一環で、語学研修の最後にクラス全員がそれぞれ自分で企画して一人旅にあちこちに旅立って、最後にフランクフルトに集まってそれぞれの旅を報告し合うのだそうである。
楽しそうな企画だ。

この時はスイスだったのだが、他のメンバーたちはウィーンに行ったり、アムステルダムに向かったり、プラハに旅立っていったそうである。

この子とは帰りの電車も一緒になったのだが、最後まで名前も聞かなかった。袖触れ合うも多生の縁というから、名前くらい訊けば良かったな・・・後からふと思った。

ちなみに意外によく出会うのがジャーナリストという職種の人たちで、実は各地で3人ほど出くわしているから、皆さま取材費をやはり浮かせるために頑張っているのだろうか?彼らの国籍も、オランダや台湾、中国、アルゼンチンだったかブラジルだったかでバラバラだ。会った場所もストックホルムだったりスイスの湖畔だったり、色々だった様に思う。

彼らも職業柄なのか色々しゃべるので、気兼ねなくて良い。

そういえば日本のユースホステルでも同室のおばちゃんと仲良くなってしまった事があった。

勿論、変な奴も結構いる。いかにも東洋人大好きです・・・みたいな変なオヤジとか、全然話をきかないフィンランド人だとか、うざったい奴だと思って上手くかわしておいて、次の日に明るい所で見たら不自然にやつれていて、絶対薬物やっているだろう!という顔つきだった奴もいた。ああいうのは情緒不安定だったりするから、うかつに喧嘩売らなくて良かったとその時は思った。気をつけたい。

特に去年はやたらユースホステルやバックパッカーホステルにお世話になった。
慣れてくれば台所がついていて自炊が出来たり、洗濯機も大概置いてある上に、インターネットがタダだったりする事もあるので非常に便利である。(勿論、有料の事も多い。)

今までは全部用事で利用してきているが、一度、友達同士の旅行などでも利用してみたい素敵なユースホステルにもいくつか出会っている。スイス湖畔のあるユースホステルでは焼き立てパンを食べる事が出来た。

既に私はほとんどバックパッカーなのだが、旅自体が目的のバックパッカーも一度やってみたいと思うのだった。

繧ケ繧、繧ケ+002_convert_20110227213335

スイスのユースホステル。
窓からボーデンゼーが眺められて美しかったです。


スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://hidarushin.blog133.fc2.com/tb.php/24-43f5511d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。