独逸発! あや太郎新聞

欧州での9年に及ぶ様々な経験を得意の毒舌を生かし、斜め左から書き綴っていきたいと思います。そして私が小学生のころ、学級新聞として書いていた「あや太郎新聞」をここで復活させたいと思います。

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しばらく古楽科の理論およびチェンバロ・通奏低音、初見などの連続試験があり、流石の私も全ての力を傾けざるえず、終わってからはすっかり疲労とストレスで抜け殻になってしまった。まだリサイタル試験が数か月先に残っているだけに油断は禁物だ。

しかし少し生活に余裕が出来た所で気分転換を図りたかったので、忙しい最中は荒れるに任せていた我が中華・共同部屋(ルームシェア)の大掃除をしてしまう事にした。

共同部屋は2月から新しく住みこみ始めたマルティナちゃんもいるので遂にメンバーは6人になり、10月以降はチュアンという男の子がドルトムントに引っ越したのでその後がまににカナダ人のアヴィが住み始めて、中華率はマイクとシ―の二人になって4対2に減った。

それで大分雰囲気は変わってきたものの、今まで何年も中国人ばかりが住んできた痕跡が今でもあちこちに色濃く残されている。

勿論、私が住み始めた頃に比べたら何度か掃除革命を起こしているので大分マシになって来ている上に、何度も小分けにして溢れるほど奴らが溜めこんだ物どもを捨てにかかっているのでそれでもかなり小奇麗にはなった。

でも、最大の山場とも言える台所は流し場以外あまり手をつけずに残されていた。
これに手をつけたらタダでは済まない気がずっとしていて手をつかねていたのだ。
以前、蛾の幼虫があちこちに涌いていたのもトラウマだ。

台所には床に置かれた段ボールや引き出しや棚の中に山の様に中華食材が残されているのだが、マイクやシ―がそれらを使っている様子はみられないし、よく見るとかなり賞味期限も切れている。
いつか捨ててやろうと思いつつも、本当に捨てていいのか彼らに確認すべきかな?と気を使いすぎて今まで放置してしまった。

しかし、マルティナちゃんが新たに住みこんでから、事あるごとに「台所が豚の住みかの様だ」だのと他の人に聞こえる様な大声で言ってしまって危ないので、これを機会にいっきに掃除し尽くす事にした。
勿論、マルティナちゃん主導だ。

手をつけ始めてからは驚きの連続だった。台所は実は細菌博物館と化していた。

まずは最近になって異臭を放つ様になってきた冷蔵庫から始めたのだが、すぐに奥の方から1年から半年ほども賞味期限が切れたソーセージ、チーズ、ハム、チンゲン菜などが発見され、開封されているものは既に緑になっていたり、黴に覆われていたり、溶けて水分が流れ出したりしていて地獄の様相を呈していた。

冷蔵庫はなんでいつもこんなにいっぱい物が入っているのだろうと疑問に思いつつも、自分の縄張りの部分だけしか使っていなかったのだが、こんな細菌に溢れた場所に自分の生鮮食品を所蔵していたかと思うと今更ながらぞっとした。

実はこの1週間前にも私はずっとオーヴンの上に置かれた蓋をされた皿が気になって開けてみた所、こんもりと毬の様に見事に黴が生えたマーボー豆腐が発見された。密封されて湿度が保たれた環境にオーヴンの熱が加わって、黴の育成には非常に理想的な環境だったと思われる。

その後、電子レンジを開けた所、そこからも黴で泡立った何か得体のしれないスープが発見され、私の背筋も泡立った。

その時点でどれだけ黴の胞子が台所を俟っていたのだろうかとゾッとしたのだが、それだけではなかったのである。

さらに、台所の作業テーブルの下に物が積みあがっているのだが、その中にずっと放置されているビールのケースを始末してしまおうと引き摺り出した所、ここも何やら異臭が漂っているではないか!!

ケースの中に残されているビール瓶何本もの中に、飲みきらずに残されたビールが黴を浮かべて放置されていたのだ。

これはもしかして誰かがわざわざ黴の研究をここで行っていたとしてもおかしく無い様な状況に見えてきた。でもここには音大生しか住んでいないから流石にそれは無いだろう。

これらはいちいちマルティナちゃんがトイレに捨てていたが、あまりの臭さに

「まるで地獄の臭気だ!こんなひどい体験は人生で初めてだ!!」

と作業をしながらずっと文句をたれていた。

すぐ隣の台所で床掃除をしている私の所にも怪しい匂いが漂ってきたから、相当臭かったものと思われる。

どうしてこれらをすぐに始末しなかったのか、中国人諸君よ。
これは共産主義の退廃の匂いなのだろうか。

他にも漢方薬か何かだろうか。乾燥した何かの根っこの様なものが発見されて

「これは何だろう?」

と私が言うと、マルティナちゃんは

「知りたくもないね。」

と即行ゴミ箱に放り込んでしまった。余程腐れビールが腹にすえかねたのだろう。

それ以外にも使われていない炊飯器が4つほど台所に放置されていたのでマルティナちゃんがそれらを物置に入れようとしたのだが、物置が既に訳のわからないもので溢れかえっていて、

「これ、下の方にミイラでもいるんじゃなかろうか・・・。」

と呟きながら上の方に積み上げていた。そういえば今は住んでいない人への郵便物が我が家によく届くから、誰か一人ぐらい物置で乾燥していてもおかしくないかもしれない。

話は変わるが、友達がルームシェアしていた時もぼやいていたのだが、どうして中国人は炊飯器の内蓋を掃除しないのだろう。釜の部分だけ掃除するので内蓋に堆積したご飯の汁が最後には発酵していたりやはり黴が生えているのを良く見かける。我が家の連中も掃除しない。面倒なのか?

他にも何故か汚れたタンバリンや笊や食品がものすごい量で段ボールから出て来て、即座に廃棄された。

私が住んでから捨てたものの量は合計したら結構な量になると思うが、最終的には1トンくらいいくのではなかろうかという気がしてきた。

まだベランダには絨毯や靴やハンガー、枯れた花などが壁の辺りまで堆積している。
多分、地下の収納場所にもかなり色んなものが溜めこまれていると予想されるが、怖くて見に行く気にもならない。おそらくマットレスを初め、くだらないものが山の様にあるのだろう。

全て捨てて床を磨いたら、台所は音響が変わるほどスッキリした。
ただ、床は長年の油汚れの堆積でいくら磨いても汚れが取りきれなかった。

それにしても隣の大陸で同じ人種だというのに、中国人の感覚はどうしてここまで日本人とかけ離れているのだろう。

寛容なのは良い。
よくマイクやシ―の友達が泊まりに来たり、知り合いの知り合いなんかも来たりしているが、いつも仲良くやっているのを目にする。

逆に日本人はルームシェアに一番向かない民族なのではないかと時たま思う程、個人主義だったり神経質だったりするから、そこは中国人の寛容さも悪くは無いのかもしれないと50歩下がって思うが、住環境でこのレベルの意識だ。

日本人は後から使う他人が不愉快にならない様に気を使う様に躾けられていたりするし、もし日本人でここまで不潔だとしたら心の病気を疑われかねない。

こんなだから中国人にとっては昨今問題視されている環境に対する意識なんかは絶望的だと思われる。
我が家の中国人も、ドイツに来ているのにゴミ捨てに関しては郷に従う気にはならないらしく、ゴミの分別はめんどくさがってやらない。

中国の環境問題はかなり深刻だと既に叫ばれているが、クジラがどうのとやっている環境活動家諸君は、海が汚染される前に中国で活動した方が良いと思う。海がやられてしまったらそもそもクジラだけでは済まないのだ。あまり中国相手の環境活動を耳にしないのが実はとても不思議に感じる昨今である。

共同部屋台所の掃除前の証拠写真

共同部屋・掃除前
(写真だとあまり凄まじさが伝わらないのが非常に残念。)

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